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2011年11月

2011年11月24日 (木)

上田市柳町の街並み

いせさき街並研究会の視察で、長野県上田市と小諸市へ行きました。

まず、上田市柳町の様子を掲載します。

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国道18号から中に入ると、ちょっと不思議な空間です。
コンパクトな街並で、とても美しい、本物の景観です。
この感じは、言葉に表せにくい感覚ですが、本物の時間の蓄積が感じられるます。
場所の魂が感じられるといったところか?
2階建てがつながり、空が広く存在します。道幅は決して広くないのに開放感があふれるのは電柱が見えないからかもしれませんが、最後の写真を見てください。その秘密がわかります。
お店の看板も控えめで街並と上手く調和しています。
南から北を望むと紅葉した山が見えます。ヒューマンスケールの魅力に溢れた街並といえます。近江八万の街並を一瞬思い出しました。

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柳町の南入り口には、ポケットパークがあり、解説版や水きん窟、お地蔵さんなど心温まるおもてなしが感じられます。柳の木も植えられ、一層雰囲気を盛り上げます。

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街並は約200m   くらいの短い区間ですが、歴史の息吹がたっぷりです。
ちょうど街並の中央くらいの写真ですが、もみじが美しく紅葉し、旅情を掻き立てますます。

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わき道の路面も石畳で修景されています。

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まとまった美しい景観は、景観協定により無理なく保全されています。
この区間には、酒屋やパン屋、そばや、味噌屋などなどありますが、商業主義に陥らずに街並と身の丈にあった規模ですが、おもてなしの心遣いを感じられます。

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ちょっとかわった風景は、電柱にあります。向かって右側のみに電柱が立ち、左側はないため、空が広く見えます。一般的には電線の地中化が行われるところでしょうが、片側電柱はさほど景観を阻害しない感じを受けます。地中化すると配電盤が道脇にたち、違和感を感じさせますが、ここではそれもありません。投資費用は雲泥の差があるはずで、これを見本として導入することも良いと思います。
これらは魅力の一端を紹介しましたが、現地に是非足を運んでみて下さい。
うれしくなるような、街並で、絶対にオススメの地です。

2011年11月13日 (日)

富岡製糸場事典が発行されました

上毛新聞社より「富岡製糸場事典」がシルクカントリー双書第8巻として、完成しました。

富岡製糸場伝道師協会編集によるもので、2年以上の時間がかかってしまいました。

内容は、チラシのとおりですが、良くできていると自画自賛しています。

内容は一般向けで、極力読みやすさ、解りやすさを基本としています。

1項目毎に写真が挿入され、「興味・疑問・知りたい」項目から読んでください。

本の帯にもあるように、富岡製糸場を知る入門書として最適です。

ちなみに、私は編集員として参画し、「工女の暮らし編」を担当しています。

是非、お手にとって一読ください。

Jitenprs

2011年11月10日 (木)

中島知久平邸の現地見学会

11月6日(日)に太田市立新田荘歴史資料館で開催中の「地域からの発信 近代和風建築の粋ー中島邸」の現地見学会が行われました。

募集定員約80名に対し、400人を超える応募があったとのこと。私も、応募したところ抽選結果を落選でしたが、追加で参加することができました。

この建物は、調査の結果、棟札が見つかり、昭和5年の建築で設計は宮内省内匠寮工務課出身であった伊藤藤一によるものと判明しており、建築的・学術的価値も高いものといえます。

見学の一端を写真で載せますので、中島邸の魅力を紹介します。

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玄関車寄せです、まるでお寺か神社のようです。下の写真は車寄せの下からの姿です。

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玄関棟にある応接間は外観は和装ですが中は洋風です。窓は上げ下げ窓、壁紙(布)やカーテンは当時もののままだそうです。写真ではわかりませんが、窓の上部にはステンドグラスがあります。

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応接間には、立派なマントルピースがあり当時の暖房器具・電気ストーブもそのままあります。暖炉の奥にはコンセントが付いていました。この建物は昭和5年の建築ですが、オール電化だったとのことです。

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客室棟の「次の間」です。ふすまの汚れた線は、利根川の洪水の痕です。ここのすぐ南は利根川の堤防となっています。襖の絵も素晴らしいです。

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客室棟の「客間」たくさん説明を受けましたが、正しく伝えられません。
とにかく凄い・・・

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「次の間」と「客間」の間にある欄間は細かな細工が施されています。

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天井は折り上げ格天井で、応接間と同じシャンデリアです。これは赤坂離宮にも使われているものだとか。

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居間棟の2階「知久平座敷」は、客間と比べ落ち着いた数奇屋風の部屋です。
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玄関棟を東から見る。車寄せとともに屋根の形状に変化があります。右の建物は戦後増築されたダンスホールで、進駐軍が使用したとのこと。

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客室棟の外観です。屋根はむくりで、私の感じる”これぞ近代和風”のイメージにぴったりです。

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居間棟は2階建てです。

以上ですが、乏しい知識のため、解説はありませんが、中島邸・近代和風の魅了が少しでも伝わればと思います。

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