中島知久平邸の現地見学会
11月6日(日)に太田市立新田荘歴史資料館で開催中の「地域からの発信 近代和風建築の粋ー中島邸」の現地見学会が行われました。
募集定員約80名に対し、400人を超える応募があったとのこと。私も、応募したところ抽選結果を落選でしたが、追加で参加することができました。
この建物は、調査の結果、棟札が見つかり、昭和5年の建築で設計は宮内省内匠寮工務課出身であった伊藤藤一によるものと判明しており、建築的・学術的価値も高いものといえます。
見学の一端を写真で載せますので、中島邸の魅力を紹介します。

玄関車寄せです、まるでお寺か神社のようです。下の写真は車寄せの下からの姿です。

玄関棟にある応接間は外観は和装ですが中は洋風です。窓は上げ下げ窓、壁紙(布)やカーテンは当時もののままだそうです。写真ではわかりませんが、窓の上部にはステンドグラスがあります。
応接間には、立派なマントルピースがあり当時の暖房器具・電気ストーブもそのままあります。暖炉の奥にはコンセントが付いていました。この建物は昭和5年の建築ですが、オール電化だったとのことです。
客室棟の「次の間」です。ふすまの汚れた線は、利根川の洪水の痕です。ここのすぐ南は利根川の堤防となっています。襖の絵も素晴らしいです。
客室棟の「客間」たくさん説明を受けましたが、正しく伝えられません。
とにかく凄い・・・
「次の間」と「客間」の間にある欄間は細かな細工が施されています。
天井は折り上げ格天井で、応接間と同じシャンデリアです。これは赤坂離宮にも使われているものだとか。
居間棟の2階「知久平座敷」は、客間と比べ落ち着いた数奇屋風の部屋です。
玄関棟を東から見る。車寄せとともに屋根の形状に変化があります。右の建物は戦後増築されたダンスホールで、進駐軍が使用したとのこと。
客室棟の外観です。屋根はむくりで、私の感じる”これぞ近代和風”のイメージにぴったりです。
居間棟は2階建てです。
以上ですが、乏しい知識のため、解説はありませんが、中島邸・近代和風の魅了が少しでも伝わればと思います。
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